研究課題/領域番号 |
24550092
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
水口 仁志 山形大学, 理工学研究科, 助教 (30333991)
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研究協力者 |
木島 龍朗 山形大学, 大学院理工学研究科, 准教授 (50272084)
立花 和宏 山形大学, 大学院理工学研究科, 准教授 (50241724)
仁科 辰夫 山形大学, 大学院理工学研究科, 教授 (60172673)
飯山 真充 野村マイクロサイエンス株式会社
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | バイオセンサー / 電気分析 / 酵素 / トラックエッチドメンブレン / フロー分析 / 電気化学センサー / フロー電解セル / トラックエッチ膜 / 酵素センサー / 電気化学センサ- |
研究成果の概要 |
本研究では,トラックエッチ膜フィルター電極を用いる新しい電流検出型酵素センサーを構築した。提案するシステムは,作用電極,検出電極,およびこれらの電極で挟まれた固定化酵素反応器から構成される。L-アスコルビン酸や尿酸のような共存物質は,固定化酵素反応器の上流に位置する作用電極にてほぼ完全に分解される。検出電極で検出される電流のシグナルは,酵素反応によって生成した過酸化水素の電気分解のみに由来し,その大きさは分析対象である基質の濃度に依存する。この結果,ペルオキシダーゼなどの触媒を用いることなく,フィルター電極と固定化酵素反応器を重ねるだけで選択的かつ高感度な酵素センサーとなることが実証された。
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