研究課題/領域番号 |
24550118
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
原田 俊郎 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (30135628)
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研究分担者 |
楠川 隆博 京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 准教授 (70300720)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 合成化学 / 触媒 / 不斉合成 / 触媒反応 / 不斉付加 / 不斉触媒 / 不斉付加反応 |
研究成果の概要 |
3位にかさ高いアリール置換基を有するH8-BINOL誘導体から調製されるチタン触媒により、有機リチウム、ハロゲン化有機亜鉛、有機ホウ素、並びに有機アルミニウム反応剤などの汎用有機金属反応剤を用いてアルデヒドへの不斉付加反応を高効率かつ高選択的に実現できることを見いだした。いずれの有機金属反応剤も入手容易で安価な前駆体から簡便かつ効率的に調製できることから、本反応により多種多様な光学活性体第二級アルコールの一段階合成が可能となった。優れた官能基耐性を持つ有機亜鉛や有機ホウ素反応剤の不斉付加により、医薬品の合成中間体としての需要が高い多官能性第二級アルコールの実用的不斉合成法が確立できた。
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