研究課題/領域番号 |
24550121
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
神川 憲 大阪府立大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (40316021)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2012年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | asymmetric synthesis / 有機化学 / 面不斉 / 軸不斉 / らせん不斉 / 不斉閉環メタセシス / クロム錯体 / 閉環メタセシス / 不斉配位子 |
研究成果の概要 |
本研究課題では不斉閉環メタセシスを基盤とする非対称化操作により、面不斉と軸不斉を同時に有するアレーンクロム錯体の新たな触媒的不斉合成法の開発の検討を行った。メソ体の2,6‐ジプロぺニルアリルホスフィンクロム錯体に対してキラルモリブデン触媒を用い、エナンチオトピックな両オルト位の2-プロペニル基のどちらかを識別して不斉閉環メタセシス反応を行うと不斉非対称化が起こり、面不斉アレーンクロム錯体を合成できた。さらに、アレーン上に嵩高いアリールまたはヘテロアリールを導入すると、面不斉と軸不斉の両方を同時に誘起したN-アリールインドールクロム錯体を合成できた。
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