研究課題/領域番号 |
24550134
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
大前 仁 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (50300801)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 癌関連糖鎖抗原 / 糖鎖有機合成 / 糖加水分解酵素 / 硫酸化糖鎖 / 酵素触媒重合 / 多糖 / 癌抗原 / グリコサミノグリカン / 酵素 |
研究成果の概要 |
種々の疾患に関連する糖鎖における詳細な構造活性相関解明のために、それら糖鎖の合成法開拓について検討した。特に、細胞が癌化すると出現してくる多様な癌関連糖鎖抗原のうち、1グループをなす硫酸化II型糖鎖抗原の合成法確立を目指した反応の開拓を主要命題として検討した。L-フコース分枝を多く有する硫酸化II型糖鎖抗原の合成のため、まず分枝構造単位となる硫酸化ルイスXの効率的合成法を確立した。続いて硫酸化ルイスX単位を丸ごと精確に転移させることができるケラタナーゼII酵素を発見し、これまで未達成であった硫酸化II型糖鎖抗原の合成を可能にする基本反応をはじめて開拓することができた。
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