研究課題/領域番号 |
24550154
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
山本 靖 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30335088)
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研究分担者 |
多賀 圭次郎 名古屋工業大学, 大学院工学研究科, 教授 (26410193)
多賀 圭次郎 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30163330)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | リン脂質単分子膜 / 膜溶液滴下法 / 顕微鏡観察 / 表面張力法 / 水平型QCM・QCI装置 / 同時計測 / イソフルラン / 界面粘性変化 / 滴下法 / 界面粘性増加 |
研究成果の概要 |
「膜溶液滴下法」により作成した水面上分子膜の形態について、表面張力測定および光学顕微鏡により調査するとともに、この分子膜への麻酔薬作用機構を水晶振動子法により調査した。その結果、滴下法により、伸縮性に富んだ生体膜類似の膨潤な分子膜が水面上に形成されること、またこの分子膜への麻酔薬作用(吸着)により、膜/水界面の粘性が変化(増加)することが分かった。麻酔薬作用の経時観測において、粘性変化が吸着よりも遅れて発生する、特異濃度の存在を見出した。これから、麻酔薬吸着による界面粘性変化が麻酔発現と関連のあること、またその発現には発現時間の考察が重要であることが示唆された。
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