研究課題
基盤研究(C)
光による水分解は,(a) 光捕集,(b) 光誘起電荷分離,(c) 水素発生,(d) 酸素発生,という過程に分解できる.貴金属を用いないことをテーマとして,光エネルギー変換系を検討した.当初計画であげた(b)と(c)の統合系としての超分子では,水素発生は見られなかった.(a)に関して,合成クロロフィル分子が規則的集合構造を形成することを見いだした.(b)で検討したナフタルイミド,ペリレンイミドの誘導体について,すぐれた耐光性をもつ色素を合成し,色素増感太陽電池の増感色素としての特性を明らかにした.(c)に関して,アセチルアセトンジオキシムと2価の銅イオンから,電気化学的な水素発生触媒が得られた.
すべて 2015 2014 2013 2012 その他
すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (15件) (うち招待講演 9件) 図書 (1件) 備考 (3件)
CrystEngComm
巻: 16 号: 39 ページ: 9155-9157
10.1039/c4ce00861h
Chemistry Letters
巻: 43 号: 6 ページ: 862-864
10.1246/cl.140135
130004868194
J. Organomet. Chem.
巻: 749 ページ: 312-319
10.1016/j.jorganchem.2013.10.026
Chem. Phys. Lett.
巻: 593 ページ: 198-203
10.1016/j.cplett.2014.01.012
ACS Nano
巻: 7 号: 11 ページ: 9997-10010
10.1021/nn403925d
Appl. Nanosci.
巻: 3 号: 6 ページ: 477-483
10.1007/s13204-012-0144-2
J. Am. Chem. Soc.
巻: 135 号: 14 ページ: 5262-5265
10.1021/ja400493e
Chem. Lett.
巻: 42 号: 4 ページ: 450-452
10.1246/cl.130073
10031162204
http://www.chem.cst.nihon-u.ac.jp/~otsuki/otsuki.html