研究課題/領域番号 |
24550189
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
松尾 貴史 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 准教授 (50432521)
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連携研究者 |
廣田 俊 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 教授 (90283457)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | カスパーゼ / 有機小分子 / アポトーシス / 作用機構 / PAC-1 / 活性化 / 速度論 |
研究成果の概要 |
カスパーゼ3は、前駆体プロカスパーゼ3として発現し、活性化することで、アポトーシスの最終段階で機能するプロテアーゼである。ガン細胞では、この前駆体の活性化が、細胞中の金属イオンにより抑制されている。本研究では、この過程の回復を促す有機小分子PAC-1の酵素活性への影響についての詳細を検討した。その結果、PAC-1は金属イオンの有無に関わらず、前駆体の活性化のみならず、活性化したのちの酵素分子の機能をも向上させることを見いだした。また、弱いながらも酵素活性をもつ変異体プロカスパーゼ3に対しての機能向上は乏しく、金属イオンの関与以外に、酵素への直接的結合による活性向上効果が明らかとなった。
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