研究課題/領域番号 |
24550215
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能材料・デバイス
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研究機関 | 湘南工科大学 |
研究代表者 |
木枝 暢夫 湘南工科大学, 工学部, 教授 (80169812)
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研究協力者 |
江本 雅文 株式会社マステック, 取締役社長
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 鉛蓄電池 / 長寿命化技術 / サルフェーション / 界面活性剤 / 高分子添加剤 / 充放電挙動 / 長寿命化 / 硫酸鉛被膜の形状 |
研究成果の概要 |
鉛蓄電池の再生技術として特許取得された,電解液に界面活性剤を添加することで電極表面への硫酸鉛の固着(サルフェーション)を除去する手法について,その原理を材料科学的に解明し,鉛蓄電池の長寿命化への応用を図ることを目的とした.深いレベルまでの充放電サイクル試験と,放電後の電極表面に形成された硫酸鉛粒子の性状分析の結果,非イオン系界面活性剤の添加によって充放電容量の低下が抑えられるとともに,硫酸鉛粒子の微細化が起こることが確認された.これにより,長寿命化技術としての適用可能性は示されたが,微細化が起こる理由や充放電挙動との関係性はまだ十分に解明されておらず,今後の課題として残された.
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