研究課題/領域番号 |
24550221
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機工業材料
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
山野井 慶徳 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (20342636)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 非線形光学 / シラン / カップリング / 蛍光 / 非線形光学特性 / ケイ素 / ジシラン / ドナー / アクセプタ / オリゴシラン / 分子内電子移動 / パラジウム / ドナー性置換基 / アクセプター性置換基 |
研究成果の概要 |
本研究では、様々な非対称ドナー-アクセプター型オリゴシラン類の非線形光学特性や考察を行った。蛍光は固体状態、溶液状態ともに高い量子収率を有する青色~緑色領域の発光を示した。発光の波長位置はドナー置換基、アクセプター置換基の種類や溶媒の極性によって大きく変化した。これらの発光メカニズムはDFT計算で推測できた。蛍光は芳香環部位で吸光-蛍光を完結する過程と分子内電荷移動による2種類の過程があり、固体状態では概ね前者であることがわかった。発光ばかりでなく、非線形光学特性も置換基の種類や置換位置によって大きく変化し、最大で尿素の約3倍の非線形光学特性を示した。
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