研究課題
基盤研究(C)
本研究では、リチウムイオン電池負極用炭素の可逆容量、不可逆容量、サイクル特性などの電気化学的特性向上を目的に、1000℃以下で熱処理された低結晶性炭素をコア材料として用い、CVD法を利用して、高結晶性熱分解炭素、ならびにシリコンをシェル材料として多層被覆した新規負極材料の合成について検討した結果、初期容量1150 mAh/gと現在の負極材料である黒鉛の理論容量より高い値を持つことを見出した。また、初期クーロン効率は黒鉛と同程度であり、良好なサイクル特性を有していることを明らかにした。
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愛知工業大学総合技術研究所研究報告
巻: 16 ページ: 37-42
40020216609
巻: 15 ページ: 43-46
40019809207
巻: 14 ページ: 35-40
40019450929