研究課題/領域番号 |
24560049
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用光学・量子光工学
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
徳田 安紀 岡山県立大学, 情報工学部, 教授 (80393502)
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研究分担者 |
坂口 浩一郎 岡山県立大学, 情報工学部, 助教 (10551822)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2012年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | photodiode / optical bistability / optical multistability / coupled quantum well / quantum effect / tunnel effect / quantum effect device |
研究成果の概要 |
フォトダイオードの光吸収層に非対称型の結合量子井戸を用い,自己電気光学効果とトンネル効果を組み合わせて,ある特定の波長領域のみに高い感度を有する波長選択受光を実現する方法をシミュレーションを用いて示した.さらに,その選択受光領域の波長幅は電気的に制御でき,原理的にはある波長のみに応答する受光素子が実現できる. あわせて,結合量子井戸を用いた自己電気光学素子の使用や,通常の自己電気光学素子を光学的に直列に配置することで,不可逆的な光双安定特性,すなわち,孤立した光安定状態が生み出せることを示した. 前者は波長多重通信システム,後者は光情報処理における情報秘匿などへの応用が期待できる.
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