研究課題
基盤研究(C)
グラフェンナノ構造体の力学的特性を分子動力学シミュレーションによって調べた。その結果、せん断変形下で生じるグラフェンナノリボンの皺の数と振幅はグラフェンナノリボンの幅とせん断変形の大きさに依存すること、単層カーボンナノチューブ内のグラフェンナノリボンの形態はカーボンナノチューブの直径とグラフェンナノリボンの幅との差の大きさによって決まること、ピラードグラフェンのせん断変形とグラフェン面内の引張変形の大きさはピラーであるカーボンナノチューブの直径の大きさに依存することなどを明らかにした。これらの知見はグラフェンナノ構造体をナノデバイスへ応用する際の基礎データとなると期待される。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (20件)
Materials Research Society Symposium Proceedings
巻: 1727
10.1557/opl.2015.69
巻: 1658
10.1557/opl.2014.500
10.1557/opl.2014.501
AIP Advances
巻: 3 号: 9
10.1063/1.4821102
巻: 1505
10.1557/opl.2013.473
10.1557/opl.2013.480