研究課題/領域番号 |
24560093
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
植松 美彦 岐阜大学, 工学部, 教授 (80273580)
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連携研究者 |
柿内 利文 岐阜大学, 工学部, 准教授 (20452039)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 疲労 / 腐食疲労 / 窒素固溶 / 表面硬化 / 窒化物析出 |
研究成果の概要 |
ステンレス鋼SUS304とβ型Ti合金を高温の窒素中で焼鈍することにより,表面近傍に窒素が拡散するとともに窒化物が析出し,表面硬度が上昇した.いずれも摺動特性の悪い材料であるため,表面硬度の上昇は耐摩耗性の面で工学的重要性が大きい.また,SUS304は表面硬化で大気中の疲労強度が大きく向上した.一方で,鋭敏化現象によって腐食環境下での疲労強度は減少した.窒素中焼鈍後の後熱処理によって鋭敏化はある程度抑制できるが,完全な抑制は困難であった.β型Ti合金については,表面硬度の上昇にもかかわらず,熱処理中の結晶粒粗大化によって大気中の疲労強度が減少した.
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