研究課題/領域番号 |
24560095
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
|
研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
坂井田 喜久 静岡大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10334955)
|
連携研究者 |
早川 邦夫 静岡大学, 工学部, 教授 (80283399)
|
研究協力者 |
稲山 朝仁
村井 俊之
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 後方電子線散乱回折法 / 局所方位差 / 領域平均 / 硬化層特性 / 硬化層深さ / 残留応力 / 変態塑性ひずみ / 浸炭焼入 / 電子線後方散乱回折法 / 全硬化層深さ / 固有ひずみ / 機械材料・材料力学 |
研究成果の概要 |
本研究は,浸炭焼入したクロムモリブデン鋼の硬化層断面に対して走査型電子顕微鏡を用いたEBSD法(Electron backscattering diffraction)による結晶方位解析を行い,隣接測定点間の局所方位差KAMと硬化層深さや残留応力との相関関係を検討した.その結果,硬化層直下のKAM分布は硬化層より深い内部とは異なり,局所方位差評価のしきい値を60°に設定することで,マルテンサイトとベイナイトの混在組織に対応する有用データにすることが可能で,硬化層深さや硬化層表面近傍の圧縮残留応力が一定値に漸近する深さを評価できることを示した.
|