研究課題/領域番号 |
24560102
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
山辺 純一郎 九州大学, 水素エネルギー国際研究センター, 准教授 (20532336)
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連携研究者 |
松岡 三郎 九州大学, 水素材料先端科学研究センター, 特任教授 (10354250)
ステイコフ アレキサンダー 九州大学, カーボンニュートラルエネルギー国際研究所, 助教 (80613231)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 水素 / 皮膜 / 水素脆化 / 水素透過 / 第一原理計算 |
研究成果の概要 |
独自に成分調整をした溶融アルミニウム合金を用いた二種類の表面皮膜(二層皮膜(アルミナ層/Fe-Al層)と三層皮膜(アルミナ層/アルミニウム層/Fe-Al層))を準備し,これらの皮膜をSUS304の円柱試験片に付与した.高圧水素ガスを用いて皮膜の水素遮断機能を調査した結果,二層皮膜に対して三層皮膜が優れた水素遮断機能を有していることが明らかにされた.低圧水素ガスを用いた従来の研究では,アルミナ層が優れた水素遮断機能を有していることが知られているが,高圧水素ガス中では,アルミナ層ではなく,アルミニウムとFe-Al合金の界面の水素トラップにより水素侵入が抑制されていることが明らかにされた.
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