研究課題
基盤研究(C)
本研究では,骨形成を促進するためのBaTiO3(BTO)ナノ粒子を添加したPLLAナノファイバースキャホールドをエレクトロスピニングにより作製した.PLLA濃度10 w/v%およびBTEAC濃度3 w/v%の条件において,BTO粒子が均一に分散したPLLA/BTOナノファイバースキャホールドを作製した.BTO添加量が増加するに伴いナノファイバーの表面電位は低下した.また,BTO粒子を添加したスキャホールド上で培養した骨芽細胞様細胞のALP活性値は,BTO粒子を添加しないスキャホールドの場合と比較して高い値を示し,BTO粒子の添加による骨形成の促進が示唆された.
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