研究課題/領域番号 |
24560180
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
太田 光浩 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 教授 (00281866)
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研究分担者 |
岩田 修一 名古屋工業大学, 大学院工学研究科, 准教授 (00293738)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 弾性特性 / 気泡運動 / 気泡形状 / マイクロ構造 / 気泡上昇運動 / マイクロスケール / 液滴上昇 / 気泡上昇 |
研究成果の概要 |
アルカリ溶解会合性高分子(HASE)溶液中を上昇する気泡の運動が実験的に調べられる.濃度の異なる数種類のHASE溶液中の気泡運動が考察される.HASE溶液は特別なレオロジー特性を持たないにも関わらず,非常にユニークな形状を持った気泡運動が観察される.HASE溶液中の気泡上昇運動は,水溶性会合高分子中を上昇するカスプ形状気泡とは全く異なる.微視的な観点からは,物性・物理条件に依存して,魚の骨状のマイクロ構造が気泡のユニーク形状部において形成されるのが確認される.これらのマイクロ構造は肉眼では観察できない.マイクロ構造の形成のメカニズムは,HASE溶液の弾性効果と密接に結び付いていると考えられる.
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