研究課題/領域番号 |
24560204
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
脇本 辰郎 大阪市立大学, 大学院工学研究科, 准教授 (10254385)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 界面活性剤 / 液膜 / 安定性 / サーモキャピラリー / 表面張力 / 薄膜 / サーモキャピラリー効果 |
研究成果の概要 |
界面活性剤溶液の薄膜は非常に安定して存在できるが,その安定化機構や力学的特性については十分に明らかにされていない.そこで本研究では,薄膜の中心部をレーザーで加熱し,サーモキャピラリー効果により薄膜にマランゴニ力を誘起して微小な張力により膜を穿孔させた.穿孔に至るまでの液膜厚さや厚さの空間分布を光学的に測定するとともに,マランゴニ力と穿孔時間との関係を調べて,膜の力学的特性を明らかにした.その結果,膜は一定の張力に達するまでほとんど流動せず,脆性的な破壊を起こすことがわかった.また,活性剤分子吸着量と穿孔時間との関係から,吸着量が膜の安定化効果に及ぼす影響を明らかにした.
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