研究課題/領域番号 |
24560208
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 千葉大学 (2014) 芝浦工業大学 (2012-2013) |
研究代表者 |
山口 隆平 千葉大学, 工学(系)研究科(研究院), 研究員 (90103936)
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研究分担者 |
田中 学 千葉大学, 大学院工学研究科, 准教授 (20292667)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 脳動脈瘤 / 分岐 / 壁せん断応力 / ステント / 血行力学 / 動脈瘤 / PIV / バイメカニクス / 弾性壁 / 脳血管 / 流れの可視化 / バイオメカニクス |
研究成果の概要 |
簡単なステントによる頭蓋内動脈瘤による瘤内壁せん断応力の抑制効果を実験的に確立した。動脈瘤発生部位は、前大脳動脈から前交通動脈への分岐部に発生したとするアスペクト比2.0の未破裂動脈瘤である。正弦的に振動する拍動流とし、拍動に伴う壁せん断応力の抑制効果を検討した。ステントの無い場合は、入口端に衝突しながら瘤壁に沿うように旋回流が流入し、瘤底部で小さい。瘤入口端にステントが取り付けられた場合、入口中央から瘤内へ入るが、僅か5%の間隙率のステントでさえ、流速は40%まで抑制される。この影響で、壁せん断の応力は、時間空間平均で47%、最大値では55%と抑制され、瘤内の血栓の発達を促し、瘤を閉塞する。
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