研究課題/領域番号 |
24560351
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
花岡 良一 金沢工業大学, 工学部, 教授 (90148148)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 交流高電圧 / インパルス高電圧 / 沿面放電 / 植物由来絶縁油 / 鉱油 / 複合絶縁系 / 油中ガス分析 / パームヤシ脂肪酸エステル(PFAE)油 / 菜種油 / 沿面放電特性 / 絶縁油/プレスボード複合絶縁系 / ストリーマ進展 / 植物系絶縁油 / トラッキング / 溶解ガス解析 / 環境適合絶縁油 / PFAE油 / 油中沿面放電 / 油中ガス成分分析 |
研究成果の概要 |
インパルス高電圧と60Hz交流高電圧を用いて,植物由来絶縁油(菜種油とパームヤシ脂肪酸エステル(PFAE)油)中の沿面放電特性が研究された。背後電極を持つ0.1~2.0 mm範囲の狭いギャップ中を進展するインパルス沿面放電において,ギャップ間隔の減少により,フラッシオーバ電圧は増加し,ストリーマ速度は減少する。これらの効果は,正極性ストリーマにおいて顕著である。一方,新油中および熱加速劣化油中の交流沿面放電特性が明確にされた。これらの研究から,PFAE油は電気絶縁性能と酸化安定性に優れ,次世代絶縁油として有望であり,電力変圧器等への適用によって,機器の小型軽量化と長寿命化設計が期待できる。
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