研究課題
基盤研究(C)
素子ばらつき、経年劣化等の影響を受けない、完全ディジタル動作の新規オンチップメモリ(レシオレスSRAM)の研究開発を行った。意図的に設計パラメータをばらつかせたモザイクセル構成のテスト回路、MOSFETのしきい値電圧を意図的にばらつかせることが可能な可変Vth-TEG、さらには従来SRAMと低電源電圧特性を直接比較可能なテストSRAMを試作し、それらの実測結果により、従来の6トランジスタ構成のSRAMに対して、レシオレスSRAM回路の素子ばらつきに対する高い耐性(ドレイン電流ばらつき2桁、しきい値電圧ばらつき3倍)、非常に低い電源電圧(0.22V)での動作を確認し、その有用性を実証した。
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Japanese Journal of Applied Physics
巻: 54 号: 4S ページ: 04DD11-04DD11
10.7567/jjap.54.04dd11
120006782185