研究課題
基盤研究(C)
超解像度処理の結果の良好さは,画像位置合わせの精度に大きく依存するため,離散コサイン変換(DCT)係数の正負符号(+1,-1)と信号の位相の関係を解析的に導出したDCT符号位相相関による画像間の位置ずれ量推定について,実画像の推定精度を明らかにし,基礎的な研究を完成させた.民生用カメラ,および産業用カメラで測定することにより,その用途に応じた選択を可能とした.また,従来のシミュレーションによるサブピクセル移動量と実画像との差異を明らかにした.DCT領域におけるノイズ・ボケ修正についての解析の結果,信号およびその反転信号を同時にマッチング可能な,二重相関法という,新たな相関法を発見した.
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IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences
巻: E96.A 号: 7 ページ: 1518-1525
10.1587/transfun.E96.A.1518
130003370678