研究課題/領域番号 |
24560662
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
土木環境システム
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
城戸 由能 京都大学, 防災研究所, 准教授 (50224994)
|
研究分担者 |
中北 英一 京都大学, 防災研究所, 教授 (70183506)
山口 弘誠 京都大学, 防災研究所, 助教 (90551383)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
|
キーワード | 都市雨水排除 / ノンポイント負荷削減 / レーダー降水量 / 予測精度 / 雨水貯留施設 / 緊急排水操作 / 実時間制御 |
研究成果の概要 |
本研究では,近年導入が進められている高解像度で短い時間間隔で観測可能な最新型X-bandレーダーの観測データを用いた降雨予測手法の精度向上を図り,予測降雨に基づいて浸水防止と汚濁負荷削減の両目的を達成するための雨水貯留施設の操作ルールを検討した.降雨初期の高濃度汚濁雨水を一定量まで貯留し,その後,対象領域を中心とした周囲の予測降雨情報を活用した流量予測を行い,緊急排水操作の開始を判断する実時間制御を評価した.その結果,緊急排水が完了し,浸水対策用の貯留容量を圧迫することがなく,浸水リスクを増大させることなく初期貯留による汚濁負荷削減の効果が得られることが明らかとなった.
|