研究課題/領域番号 |
24560782
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
小林 広英 京都大学, 地球環境学堂, 准教授 (70346097)
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研究分担者 |
ニーフ アンドレアス 京都大学, 大学院地球環境学堂, 教授 (60618297)
藤枝 絢子 京都大学, 大学院地球環境学堂, 助教 (60598390)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | フィジー / 伝統木造建築 / 発展的継承 / 地域環境 / 在来建築技術 / コミュニティ / 自然資源 / ブレ / 地域資源 / 自然環境 / 文化継承 |
研究成果の概要 |
本調査研究は、フィジー伝統木造建築・ブレに着目し、現代社会における風土建築の継承可能性を探るものである。現代の市場経済や外的価値が浸透する社会コンテクストにおいて、いかに地域固有の文化が継承可能であるか、ブレ再建プロジェクトや集落のフィールド調査を通して考察する。再建プロジェクトでは「在来建築技術」を詳細に把握し、ブレ建設による伝承機会の重要性を指摘した。また、ブレ継承の現代的意義として、島嶼地域のサイクロン常襲被害に対するブレを用いた自力再建という「災害後住居再構築の活用」と、ブレを主要な観光資源として用いる「住民主体のツーリズムの活用」に関して、その課題と有用性を整理した。
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