研究課題
基盤研究(C)
中井家は、江戸時代に幕府の京都大工頭を歴任した家柄である。本研究は、中井家の歴代の業績をまとめた『中井家系譜』を編纂した。その結果、江戸時代初期から末期までの歴史を以下の5期に区分できた。①中井家の草創期(初代正清)、②中井家の拡充期(2代正侶、2代後見役・利次、3代後見役・正純)、③中井家の転換期(3代正知)、④中井役所の時代(4代正豊~8代正平)、⑤中井役所の解体期(9代正路~10代正居)に特徴づけることができた。また、大阪市立住まいのミュージアムで特別展を開催して建築絵図と古文書を公開し、図録を発行した。
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