研究課題/領域番号 |
24560813
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
佐原 亮二 独立行政法人物質・材料研究機構, 構造材料ユニット, 主幹研究員 (30323075)
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研究分担者 |
川添 良幸 未来科学技術共同研究センター, 教授 (30091672)
水関 博志 韓国科学技術研究院, 主幹研究員 (00271966)
ベロスルドフ ロディオン 東北大学, 金属材料研究所, 准教授 (10396517)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 水素貯蔵材料 / 第一原理計算 / 全電子混合基底法 / 解離 / 密度汎関数理論 / 解離反応 / ホウ化物 / 電子励起状態 / 時間依存密度汎関数理論 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、第一原理計算により水素貯蔵材料の電子状態解析や安定性の解析を行い、貯蔵材料の高密度化のための理論的指針を得ることである。全電子混合基底法プログラムTOMBOに導入した時間依存密度汎関数理論により、電子の励起状態を考慮した水素分子の担持金属への解離吸着のシミュレーションを実行した。本過程は、スピルオーバープロセスのうち、初期の段階に対応する。本研究では、金属触媒としてニッケルクラスターを導入した。基底状態のシミュレーションでは、水素分子はニッケルクラスター上で振動するのみであるのに対し、一電子をHOMOからLUMOへ励起した場合、解離しニッケル水素化物を形成することが確認された。
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