研究課題/領域番号 |
24560819
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機材料・物性
|
研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
篠田 豊 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 助教 (30323843)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | ガラス状炭素 / 粘弾性 / 形状記憶 / 高温変形 / 瞬間的弾性回復 / 時間依存粘弾性回復 / グラッシーカーボン |
研究成果の概要 |
グラッシーカーボンの粘弾性変形挙動の基礎的データ取得のために島津サーボパルサーを用いて室温及び1900℃-2100℃の高温域での圧縮試験を行った。室温ではひずみ速度に依存しない変形挙動が観察されたのに対し、高温下ではひずみ速度の増加と共に応力が増加した。応力―ひずみ曲線から変形の各種パラメータを求めた。グラッシーカーボンの微細構造を高分解能TEM観察にて調査し、従来のモデルに示されるような気孔が存在せず、そこは低密度の非晶質カーボンで満たされていることが明らかとなった。これらの結果を元に、グラッシーカーボンの粘弾性挙動をバネ、ダッシュポットを用いた3要素粘弾性モデルにより解析した。
|