研究課題/領域番号 |
24560823
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
無機材料・物性
|
研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
橋本 忠範 三重大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (10271016)
|
研究分担者 |
石原 篤 三重大学, 大学院工学研究科, 教授 (60212908)
那須 弘行 三重大学, 大学院工学研究科, 准教授 (20189179)
|
研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2012年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
|
キーワード | pH応答ガラス / Liフリー / 電子伝導ガラス / メンテナンスフリー / 光触媒活性 / 光誘起親水性 / 撥水性 / セルフクリーニングガラス / 元素戦略 / リチウムフリー / チタノリン酸塩ガラス / 鉄ビスマスホウ酸塩ガラス |
研究成果の概要 |
現在pH電極に用いられているLi伝導型のガラス電極には、汚れの蓄積により容易にpH応答が低下するという致命的な問題がある。この問題を解決するために、本研究では2つのタイプのメンテナンスフリーの電子伝導型pH応答ガラスを開発した。一つは、セルフクリーニング特性(光触媒活性と光誘起親水性)を有するTi3+を含有するTiO2-P2O5(TP)ガラスである。もう一つは、防汚特性(撥水性)を有するFe2O3-Bi2O3-B2O3(FeBiB)ガラスである。これらのガラスは、レアメタルであるLiを使用せずに従来通りの高いpH感度を実現しつつ、従来とは異なる電子伝導を利用することで高速pH応答を実現した。
|