研究課題
基盤研究(C)
連続繊維強化熱可塑性樹脂複合材料は、リサイクル性能、ハイサイクル成形の可能性、優れた力学的特性を有することから、構造材料として使用が期待されている。しかし、樹脂の溶融粘度が高く繊維束内への含浸が困難である、繊維と樹脂の界面特性が低いという問題を有している。界面特性には、化学的な界面接着性とぬれ性が含まれており、界面接着性が低い場合樹脂から繊維への力の伝達が低下、一方ぬれ性が乏しい場合含浸特性が低下し未含浸領域が増加、力学的特性が低下する。本研究では、界面特性・含浸特性を同時に改善し、複合材料の力学的特性を向上させることを目的とした。さらに、In-situ界面評価手法の確立についても実施した。
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