研究課題/領域番号 |
24560847
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
湯川 宏 名古屋大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (50293676)
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研究分担者 |
南部 智憲 鈴鹿工業高等専門学校, 材料工学科, 准教授 (10270274)
松本 佳久 大分工業高等専門学校, 機械工学科, 教授 (40219522)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 水素透過膜 / 耐水素脆性 / 水素透過能 / バナジウム / タンタル / 固溶水素濃度 / 合金効果 / 合金設計 / バナジウム合金 / タンタル合金 / 雇用水素濃度 |
研究成果の概要 |
本研究では、「Nb系水素透過合金の設計指針」を広く5族金属(V, Ta)へ展開し、耐水素脆性と水素透過能の特性を向上した5族金属系水素分離膜の新たな設計指針を得ることを目的に研究を行った。 水素の化学ポテンシャルに基づく拡散方程式を展開し、水素透過能の新しい表現を導出した。また、水素化特性、水素の拡散性および水素脆性に及ぼす合金効果を定量的に明らかにした。その結果、水素透過能の新しい表現に基づく水素透過金属膜の設計指針を提案した。 種々のV系水素透過合金の設計を行い、水素透過能の新しい表現に基づく設計指針に従って、優れた耐水素脆性と高い水素透過能を両立した合金膜が設計できることを示した。
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