研究課題/領域番号 |
24560852
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
中田 伸生 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (50380580)
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研究分担者 |
田中 將紀 (田中 將己) 九州大学, 大学院工学研究院, 准教授 (40452809)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2012年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
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キーワード | 鉄鋼材料 / 構造・機能材料 / 相変態 / 組織制御 / 超微細粒鋼 |
研究成果の概要 |
次世代の自動車用高張力鋼板として期待されているTWIP鋼の更なる高強度化を目指して、Fe-Mn-C合金で得られるオーステナイト相の科学的安定度を炭化物の析出・溶解を利用して意図的に制御することで、相変態による結晶粒の微細化を図った。オーステナイト母相中に炭化物を析出させる部分溶体化処理により母相の安定度が低下することを確認し、冷間加工を必要とせず、熱処理のみでマルテンサイト変態を促進する手法を確立した。さらに、Mn量の少ない鋼種においては、昇温速度の増加に伴って逆変態の機構が拡散型からマルテンサイト型へと遷移することを確認した。
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