研究課題/領域番号 |
24560864
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
楠 正暢 近畿大学, 生物理工学部, 教授 (20282238)
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研究分担者 |
岡井 大祐 兵庫県立大学大学院, 工学研究科, 助教 (60336831)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | フッ化アパタイト / ハイドロキシアパタイト / 膜 / 傾斜構造 / 歯科 / 齲蝕予防 / 歯科治療・予防素材 / 結晶化 |
研究成果の概要 |
厚さ数μmのシート状アパタイト(Ap)を歯質表面に貼り付けることにより、齲蝕の発生を劇的に抑えることができる、歯科用新素材を創出することを目的として、「表面が齲蝕しにくい高結晶性フッ化アパタイト(F-Ap)、裏面が歯質に結合しやすい低結晶性ハイドロキシアパタイト(H-Ap)」の構造を有する、「フッ素含有率・結晶性傾斜型F-Ap / H-Apシート」の作製法の検討を行った。パルスレーザーデポジション法の成膜条件を最適化した結果、得られた高結晶F-Ap膜はOH基を含まず、pHが5以下まで耐酸性を持つことが示された。これを、従来開発したH-Ap作製法と組み合わせ、傾斜構造を実現できることを示した。
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