研究課題/領域番号 |
24560868
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・処理
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研究機関 | 岩手大学 |
研究代表者 |
八代 仁 岩手大学, 工学部, 教授 (60174497)
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研究協力者 |
明 承澤 世宗大学, ナノ材料工学部, 准教授
熊谷 昌信 大陽ステンレススプリング, 研究員
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2012年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 固体高分子形燃料電池 / セパレータ / 腐食 / 鉄 / ステンレス鋼 / 窒化 / 表面処理 |
研究成果の概要 |
固体高分子形燃料電池用セパレータ材料として金属材料を用いる場合、腐食が問題となるのに対し、これまでセパレータの置かれる腐食環境は十分解析されていなかった。本研究では、腐食しやすい鉄をセパレータ材料に選び、模擬環境と実環境での腐食速度を比較することにより、実環境を推定することを試みた。その結果、カソードガス出口部で最も腐食環境が厳しくなることを明らかにした。また、新しいステンレス鋼製セパレータ候補材として高窒素ステンレス鋼を提案し、それを用いた燃料電池特性を調べとともに、カーボンガス拡散層との接触抵抗を低下させることを目的として、電気化学的窒化法を適用し、セル特性を向上させることができた。
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