研究課題
基盤研究(C)
噴霧乾燥法とは液滴を乾燥炉内に噴霧し粉体を合成するプロセスであり,溶解度の相違する2成分からなる溶液を噴霧乾燥した際には,粒子外側(マイクロカプセル壁)に難溶性成分,内部に可溶性成分を連続的に析出させることが可能である.本研究では水酸アパタイト/水ガラス水溶液を噴霧乾燥することで粒径1~5μmの球状中空粒子を得ることができた.この粒子は外部が水酸アパタイト,内部がシリカからなる組成傾斜粒子であり,最大17 MPa程度の圧縮強さを示した.この粒子は耐水性を示し,内部に水分を保持できた.さらに,土壌中に添加することで土壌の乾燥を抑制することが可能であった.
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (11件) (うち国際学会 2件、 招待講演 3件) 備考 (2件) 産業財産権 (2件)
J.Soc.Inorg.Matar.Japan
巻: 21 ページ: 226-230
40020148796
http://www.chem.cst.nihon-u.ac.jp/~toyama/research01.html