研究課題/領域番号 |
24560914
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属生産工学
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研究機関 | 鈴鹿工業高等専門学校 |
研究代表者 |
生貝 初 鈴鹿工業高等専門学校, その他部局等, 教授 (60184389)
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連携研究者 |
兼松 秀行 鈴鹿工業高等専門学校, 材料工学科, 教授 (10185952)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2012年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 緑膿菌 / バイオフィルム / 鉄イオン / 鉄鋼材料 / 炭素鋼 / 微生物腐食 / 3D可視化 / オートインデューサー / 鉄 / グルコース / 3D可視化 / 金属生産工学 |
研究成果の概要 |
炭素鋼表面での緑膿菌のバイオフィルム(BF)形成と微生物腐食(MIC)の機構を研究した。BFが形成されやすい炭素鋼表面をリン酸亜鉛処理し鉄イオンの溶出を阻害すると、その表面にBFが形成されなかった。また培養液に硫酸鉄を加えてもこの炭素鋼表面にBFは形成されなかった。これらは炭素鋼表面から溶出した鉄イオンが緑膿菌のBF形成に必要であることを示している。緑膿菌培養液に30日間浸漬した炭素鋼を放射光でコンピュータ断層撮影し画像を3Dに再構成したところ、最表面にBF様構造物の形成、その直下の炭素鋼にMICが認められた。MICはBFの凹凸構造によって形成された酸素濃淡電池が原因である可能性が考えられた。
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