研究課題
基盤研究(C)
ナノセンシング技術のアドミッタンス解析法水晶振動子マイクロバランスを用いることにより、タンパク質ならびにタンパク質を主成分とする汚れの付着および脱離挙動を精度よく把握することに成功した。その結果、吸着ならびに脱離過程の速度論(キネティクス)は、標準的な吸着理論であるラングミュアの理論と明確に異なることを明らかにした。さらに、付着操作時に付着量が増加した後に減少する、洗剤添加にもかかわらず付着量が増大する等の特異的な付着脱離挙動も見出した。その他に、加熱温度が付着量におよぼす影響についても明らかにした。以上の知見は、洗浄水量削減技術の開発の一助になると考えられた。
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Food Science and Technology Research
巻: 21 号: 3 ページ: 341-345
10.3136/fstr.21.341
130005098062