研究課題/領域番号 |
24561002
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
地球・資源システム工学
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
大川 浩一 秋田大学, 工学(系)研究科(研究院), 講師 (00375221)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 砒素 / 鉱山排水 / 超音波 / ゲーサイト / 酸化 / ヒ素 / 除去 / 吸着 / 鉱山廃水 / 鉱山坑廃水処理 / 超音波化学 / 資源開発 |
研究成果の概要 |
硫酸酸性である松尾鉱山坑廃水を用いて、ゲーサイトを簡易合成し、それを用いて、坑廃水の砒素を酸性領域で除去することを検討した。坑廃水をオートクレープで0.15MPa、121℃で2時間処理することでゲーサイトを得た。また、試薬を用いて松尾鉱山坑廃水を模擬した水溶液を調製し、それを用いてゲーサイトの生成条件を調べた。200kHzの超音波を、3価の砒素溶液(10ppm、pH2.2)に照射したところ、90%が5価に酸化した。ゲーサイトを坑廃水もしくは模擬水に添加し、その溶液に超音波を照射し、砒素を酸化させ、吸着させることを検討したところ、約95%の砒素が除去できることがわかった。
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