研究課題
基盤研究(C)
CCS(CO2 capture and storage) は,大量のCO2を排出する,火力発電所や鉄鋼業において有効である.固体電解質を使ったCO2の直接分解は,CCSによって集められたCO2の一部を原料とし,鉄鋼業の未利用熱や自然エネルギーを使うことで資源化できるもう一つのオプションである.本研究では, YSZとPt電極を用いた一般的なセルを用いて2.5V~4.0Vの高電圧を印加し,その後の電解効率に対する影響を調査した.電流密度が低い新しいセルに高電圧を印加することによって,電流密度は大きく上昇した.これはYSZ-Pt界面のPtがナノからミクロの構造をとって,密着していることが分かった.
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ISIJ International
巻: 55 号: 2 ページ: 392-398
10.2355/isijinternational.55.392
130004734564