研究課題/領域番号 |
24561012
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
リサイクル工学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
小野 英樹 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30283716)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 廃棄物再資源化 / 反応・分離工学 / 鉄スクラップ / トランプエレメント / 反応・分離工学 |
研究成果の概要 |
老廃鉄スクラップをリサイクルするためには、鉄中トランプエレメント(Cu, Sn)の除去技術を確立することが必要である。FeがAg, Caと熱力学的に強い斥力を有し、高温で2液相分離することに着目し、その性質を利用した溶鉄中Cu, Snの除去について検討した。Ag相を媒介相として用い、溶鉄中CuのNa2S中への除去を試み、Na2Sの有する高い脱Cu能力ならびに本手法により高い脱Cu効果が得られることを明らかにした。CaをCa-Pb合金として用いることで、高温で溶鉄と2液相分離状態で安定に保持できる条件を調べ、実際にCaが溶鉄中Cu,Snの吸収除去に有効であることを明らかにした。
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