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焼酎蒸留粕の医療工学的応用に関する基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 24561016
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 リサイクル工学
研究機関崇城大学

研究代表者

田上 修  崇城大学, 生物生命学部, 助教 (10343716)

研究分担者 上岡 龍一  崇城大学, 生物生命学部, 教授 (70099076)
後藤 浩一  崇城大学, 生物生命学部, 教授 (30279377)
研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2013-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2012年度)
配分額 *注記
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワードバイオマス / 癌 / 廃棄物再資源化 / 生理活性 / 反応・分離工学
研究概要

①麦焼酎粕パウダー(PSDR)の美白効果についてin vitroで検討した結果以下の知見が得られた。
(1)PSDR添加によるヒト由来悪性黒色腫(B16メラノーマ)細胞内のチロシナーゼ産生量への影響についてフローサイトメトリーにより検討した結果、PSDRはメラニン刺激ホルモン(α-MSH)存在下でB16メラノーマ細胞における細胞内チロシナーゼ量を有意に抑制することを明らかにした。(2)PSDR添加によるB16メラノーマ細胞の仮足形成への影響を蛍光顕微鏡観察により検討した結果、PSDRはα-MSHにより誘導される仮足形成を有意に阻害することを明らかにした。(3)PSDR添加によるB16メラノーマ細胞からのメラニン放出量を吸光度法により測定した結果、PSDRは、α-MSH存在下で細胞外へのメラニン放出を有意に抑制することを明らかにした。
②麦焼酎粕パウダー(PSDR)のがん治療および免疫賦活効果についてin vitroで検討した結果以下の知見が得られた。
(1)ヒトNK(KHYG-1)細胞およびヒト白血病(K562)細胞に対するPSDRの増殖抑制の影響を酵素活性測定法により検討した結果、PSDRは両細胞を濃度依存的に抑制し、とくにK562細胞に対して顕著に増殖抑制する事が明らかとなった。(2)がん細胞(K562細胞およびヒト肝がん(HepG2)細胞)に対するKHYG-1細胞のNK活性試験を行った結果、PSDRで処理することによりKHYG-1細胞のNK活性が増大した。(3)KHYG-1細胞におけるNK活性化(NKG2D)レセプターの発現量をフローサイトメトリーにより測定した結果、PSDRを添加したKHYG-1細胞でNKG2Dレセプターの発現量の増加が認められた。また、K562細胞およびHepG2細胞へのPSDR添加により、がん細胞におけるNKG2Dリガンドの発現量の増加を明らかにした。

報告書

(1件)
  • 2012 実績報告書

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公開日: 2013-05-31   更新日: 2019-07-29  

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