研究課題/領域番号 |
24561036
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
渡辺 直子 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20624711)
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研究分担者 |
小崎 完 北海道大学, 工学研究院, 教授 (60234746)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 放射性セシウム / 土壌 / 収脱着 / MD計算 / 有機物 |
研究成果の概要 |
放射性Csを含む土壌廃棄物の中間貯蔵・最終処分の長期的な安定性に関する基礎的な知見を得るため、粘土鉱物とCsの相互作用に与える土壌有機物の影響を与えるメカニズムを検討した。粘土鉱物表面に外表面、層間、端面等、性質の異なるCs収着サイトを想定してモデル化して収着実験結果と比較すると、モンモリロナイト層間サイトでの収着容量はフミン酸存在下で減少、非常に選択性の高いイライトのFESではフルボ酸存在下で選択性が増加する等、サイトごとにまた、有機物の種類により影響は異なることがわかった。また、MD計算により、K型マイカ端面で非常に強い内圏錯体が形成される場合の構造を明らかにした。
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