研究課題/領域番号 |
24570014
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
齋藤 裕 北海道大学, -, 名誉教授 (20142698)
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研究分担者 |
伊藤 桂 高知大学, 教育研究部・総合科学系・生命環境医学部門農学部・自然環境学コース (40582474)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | Tetranychidae / Stigmaeopsis / Schizotetranychus / 生活型 / 隠蔽種 / 属分類 / 分子系統 / 生活史 / ハダニ科 / スゴモリハダニ / 造巣行動 / 社会性 / 形態変異 / 分類学 / カシノキハダニ / 歩行器 |
研究成果の概要 |
スゴモリハダニ属の種を中心に研究を行い、同一種とされていたケナガスゴモリハダニのチシマザサ寄生個体群とクマイザサ寄生個体群の間に生殖的隔離があることを発見した。また,四国のネザサから新しいスゴモリハダニを発見した。さらに中国におけるスゴモリハダニ3種を日本産7種を合わせて,系統,生活型,生活史および行動の詳細を比較検討し,この属の適応放散が,安定な寄主植物上で様々な種の天敵との相互作用によって起きたことを示した。この属は,従来ハダニ類のSchizotetranychus属に含まれていたが,それがかけ離れた独立の属であることが実証されたことで,ハダニ類全体の系統関係は大幅な修正が必要となろう。
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