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アシナガバチ亜科における多女王制社会の進化:生態学的視点からの解明

研究課題

研究課題/領域番号 24570021
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 生態・環境
研究機関新潟大学

研究代表者

工藤 起来  新潟大学, 人文社会・教育科学系, 准教授 (70444180)

研究期間 (年度) 2012-04-01 – 2015-03-31
研究課題ステータス 完了 (2014年度)
配分額 *注記
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード多女王制 / 遺伝的多様性 / 分業制 / 寄生 / エピポナ族 / サンパウロポリビア / マイクロサテライトDNAマーカー / アシナガバチ亜科 / 巣分かれ創設
研究成果の概要

多女王制アシナガバチ類では、ワーカーが得られる遺伝的利益は減少する反面、コロニー内では遺伝的多様性が増すため、①分業制が発達・促進し、②寄生者に対する抵抗に効果的であると期待される。ブラジルに生息する多女王制アシナガバチにおいて、これら2種類の仮説を検討したところ、寄生されていたワーカーと寄生されていなかったワーカーの間だけでなく、異なる種類の労働を行っていたワーカーの間でも遺伝子型が異なっていた。これらの結果から、多女王制社会ではコロニー内に遺伝的に多様なワーカーが存在するため、病気や寄生者に対して抵抗できる個体が存在し、巣外での外役活動に速やかに反応できる個体が出現すると考えられた。

報告書

(4件)
  • 2014 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2013 実施状況報告書
  • 2012 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2014 その他

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 多女王制アシナガバチにおける遺伝的分業仮説の検証2014

    • 著者名/発表者名
      柳岡優里・工藤起来
    • 学会等名
      日本動物行動学会第33回大会
    • 発表場所
      長崎大学
    • 年月日
      2014-11-01 – 2014-11-03
    • 関連する報告書
      2014 実績報告書
  • [学会発表] 巣分かれ創設型アシナガバチPolybia paulistaの内部寄生者の季節変化

    • 著者名/発表者名
      長谷川誠・工藤起来
    • 学会等名
      日本昆虫学会
    • 発表場所
      玉川大学
    • 関連する報告書
      2012 実施状況報告書

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公開日: 2013-05-31   更新日: 2019-07-29  

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