研究課題
基盤研究(C)
植物小胞体膜融合に関与するRHD3の調節機構の解明を試みた。シロイヌナズナの植物体や培養細胞から単離した小胞体の膜融合や、RHD3の会合体形成は、プロテインキナーゼで処理することにより促進された。RHD3のC端部に存在するセリン残基のクラスター部位がリン酸化されており、その部位を変異させたRHD3を発現させた植物体から単離した小胞体の膜融合は、キナーゼ感受性が欠如していた。これらの結果から、RHD3のリン酸化により小胞体膜融合が調節されていることが明らかになった。
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Dev. Cell
巻: 27 号: 3 ページ: 45-352
10.1016/j.devcel.2013.10.005
The Journal of Biological Chemistry
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http://www.sci.u-hyogo.ac.jp/life/biomecha/index-j.html