研究課題/領域番号 |
24570075
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態・構造
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研究機関 | いわき明星大学 |
研究代表者 |
岩田 惠理 いわき明星大学, 科学技術学部, 教授 (70382786)
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研究分担者 |
大久保 範聡 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授 (10370131)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 社会行動 / 性決定 / 社会順位 / 内分泌 / 性分化 / 攻撃性 / 比較内分泌 |
研究成果の概要 |
熱帯性の海水魚であるクマノミ類は、社会順位により性別が決定される性転換魚である。カクレクマノミをモデルとして、社会順位の形成維持と性分化のとの関係について研究を行った。ストレスホルモンであるコルチゾルは、生殖腺アロマターゼ遺伝子を介して性分化や性転換に関与することが知られているが、カクレクマノミでは同様の現象は認められなかった。また、優位性行動である威嚇行動は、男性ホルモンではなく、女性ホルモンによって誘導された。群れの優位個体が雌であるカクレクマノミでは、他の魚種とは異なる社会行動発現や性分化のメカニズムを持つものと考えられた。
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