研究課題/領域番号 |
24570083
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生理・行動
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研究機関 | 東京学芸大学 |
研究代表者 |
吉野 正巳 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (20175681)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2012年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | キノコ体 / ケニオン細胞 / イオンチャネル / 一酸化窒素 / cGMP / 嗅覚連合学習 / フタホシコオロギ / 連合学習 / Patch clamp / Ion channel / Mushroom body / Kenyon cell / Brain / Olfactory learning / Insect / Patch clamp / Associative learning |
研究成果の概要 |
コオロギを用いた研究から、ガス状の拡散性分子である一酸化窒素(NO)は、短期記憶を長期記憶へと誘導する重要な物質であることが知られている。しかしながら昆虫の記憶中枢であるキノコ体において、NOが果たしている役割は不明であった。本研究によって、NOは、キノコ体の内在ニューロンである大型ケニオン細胞によって産生され、細胞内のシグナル伝達を介して各種のイオンチャネルタンパク質の性質を変え、膜の興奮性を上昇させるモジュレーターとしての働きがあることが示された。
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