研究課題
基盤研究(C)
アキチョウジとヤマハッカの交雑集団について遺伝的・形態的構成、訪花昆虫の訪花行動を調査し、異なる花冠形態が維持される機構について考察を行った。形態形質およびマイクロサテライトマーカーによる雑種クラスの推定の結果、交雑集団の多くが、雑種2世代とアキチョウジとの戻し交雑個体から構成されていることが明らかとなった。このような非対称な交雑が起こる理由としては、アキチョウジとヤマハッカに強い生理的隔離が働いていることと、訪花昆虫の体サイズがヤマハッカの花序の強度に対応していないことによると考えられる。
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Applications in Plant Sciences
巻: 1 号: 10 ページ: 1300028-1300028
10.3732/apps.1300028