研究課題/領域番号 |
24570109
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
橋本 佳明 兵庫県立大学, 自然・環境科学研究所, 准教授 (50254454)
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研究分担者 |
市岡 孝郎 (市岡 孝朗) 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (40252283)
遠藤 知二 神戸女学院大学, 人間科学部, 教授 (60289030)
兵藤 不二夫 岡山大学, 異分野研究コア(その他部局等), 准教授 (70435535)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,590千円 (直接経費: 4,300千円、間接経費: 1,290千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 生物多様性創出機構 / 擬態 / 熱帯雨林 / アリ類 / アリ擬態クモ類 / 喰い分け / 多種共存機構 / 安定同位体分析 / 多種共存 / 食物連鎖 / 生物多様性 / 熱帯林 / ボルネオ / タイ国 / アリグモ / ボルネオ島 |
研究成果の概要 |
我々はアリ類とその擬態クモ類の関係に着目し, 熱帯でのアリ類の飛び抜けて高い多様性がアリ擬態現象を介して,アリ類と共存関係を有する生物群の多様性創出・維持機構のひとつになっているという仮説の検証研究に取り組んで来た.本研究では.少数のアリ種が優占する熱帯乾燥林などに調査地を広げ、「特定のアリが占有する林では特定のアリに良く似たクモだけが見つかる」という予想の検証を行うことで,アリ類を鋳型とする多様性創出機構の確証を示すとともに、炭素・窒素安定同位体分析や捕食行動実験から,アリ擬態現象がクモ類の「喰い分け」機構として多種共存や生態系の安定性に寄与していることを明らかにした.
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