研究課題/領域番号 |
24570117
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物多様性・分類
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
北原 真樹 国立研究開発法人理化学研究所, バイオリソースセンター, 協力研究員 (30391931)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ヒト腸内細菌 / 嫌気性菌 / 分離 / 同定 / 種内多様性 / 最優勢腸内細菌 |
研究実績の概要 |
平成24年度は研究室の移転があったために実験ができる環境になく、論文や学会等で腸内細菌についての研究動向を探るにとどまった。 平成25年度は3名の糞便サンプルから嫌気性菌を分離し、継代培養、凍結保存、16S rRNA遺伝子配列による分離株の同定を行った。糞便から嫌気性菌を分離する培地はEG培地とBL培地を用いた。3名分でおおよそ240の嫌気性菌を分離したが、そのうち210菌株を16S rRNA遺伝子配列(約1500bp)の解析を行った。205菌株について解析結果を得ることができた。16S rRNA遺伝子配列による分離株の同定結果から、EG培地とBL培地どちらの培地においてもどちらかの培地だけで分離できる菌種が存在し、また分離できる菌種の多様性については個人差があることが明らかとなった。本研究では分離株の種内多様性を明らかにすることを目的としているが、3名ともに共通に分離できたのはBifidobacterium longumの1菌種のみであった。2名以上で分離できた菌種はBacteroidesを主とする6菌種であった。また新種と思われる菌株も分離されており、BifidobacteriumやClostridiumなどに属する4菌種が分離された。 平成26年3月11日~平成 27年3月31日まで産前産後の 休暇および育児休業のため中 断した。
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