研究課題/領域番号 |
24570155
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 中国学園大学 |
研究代表者 |
金澤 浩 中国学園大学, 現代生活学部, 教授 (50116448)
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研究分担者 |
真鍋 芳江 中国学園大学, 現代生活学部, 准教授 (60331823)
三宅 教子 中国学園大学, 現代生活学部, 助手 (90563619)
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研究期間 (年度) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2012年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 細胞内pH調節 / Na+/H+交換輸送体 / 細胞内タンパク質輸送 / 細胞内小器官型Na+/H+交換輸送体 / NHE6 / 酵母の膜輸送 / Vpsタンパク質 / 膜表面pH制御 / 小胞輸送 / 酵母のNa+/H+交換輸送体 / 細胞内局所pH制御 / イオン輸送 / 試験管内再構成 / フォスファチジルイノシトールリン酸 |
研究概要 |
2012年度に見いだした酵母の細胞内小胞にあって多重膜小胞形成の最初のステップをになうVps27と、小胞膜に存在するイノシトールリン酸との結合に及ぼすpHの影響に関する試験管内再現系実験の確認実験とデータのとりまとめを中心に行った。この結果を含むこれまでの結果を総合し、“酵母のオルガネラ型Na+/H+交換輸送体Nhx1の酵母細胞内での膜タンパク質輸送における重要な役割”と題して2013年6月に徳島で開かれた生化学会中国・四国支部会で口頭発表を行った。 さらに、これまでの研究成果をとりまとめ、酵母のNhx1pの細胞内小胞表面のpH制御に関する新たな提案を行うために総説を執筆し、発表した。 (Novel implication of the physiological importance of local protons at the membrane surface of organelaar vesicles in eukaryote cells: Organellar type Na+/H+ exchangersNhx1p from Saccharomyces cerevisiae plyas important role in the formation of mulivesicular bodies. Hiroshi Kanazawa and Keji Mitsui (2013) Chyugokugakuen Journal 12, 13-19.)本研究で提案する全く新規な細胞内膜タンパク質輸送の機構のキーとなるプロセスは、今後の細胞内膜タンパク質研究における重要な課題となろう。また、これまでは酵母の成果であるが、本研究の成果で解明したNhx1の機能的役割は、ヒトのアイソフォームの機能的役割解明にとっても大きな貢献となろう。
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